メラトニンとセロトニンとは

睡眠に大きな関わりがあり、脳内に働きかける物質がメラトニンとセロトニンです。メラトニンは、動物や植物や微生物に見られる天然の化合物で、体内で生合成されます。

動物である人間にはメラトニンは、ホルモンのひとつとして認識され主に脳から分泌されます。血中濃度や分泌量は一日のサイクルによって異なります。

具体的にいえば、人間の場合、太陽が照って明るい日中は分泌量は低く、暗くなる夜に高まるといわれています。この分泌量が睡眠と大いに関わりがあり、眠気を左右します。

暗くなりメラトニンの分泌量が増加すると、人の体は脈拍・体温・血圧などが下がります。そうすることにより、体を睡眠状態にする準備をするのです。

夜になると自然と眠くなるのは自然現象なのではなく、このメラトニンが沢山分泌されることで、眠気を出しているという訳なのです。

逆に夜になっても電子機器などを見ていたり、規則正しい生活が守られていないと、メラトニンの分泌がいまいちになります。そうなると、眠気がやってこず、結果、不眠症になってしまうのです。

ちなみに、メラトニンは年代によってその分泌量は異なります。1歳~5歳までが最も多く、老化するごとに減少していきます。子供の睡眠量が著しく多いのも、このメラトニンの分泌量と関係があります。

毎日の快眠を得るためにメラトニンは不可欠な物質です。規則正しい生活でメラトニンの分泌リズムを整えれば、人間の体内時計や生体リズムも整い健康的な生活と精神を保てるのです。

一方セロトニンは、人の精神を安定させたり集中力を高めたりする役割のある脳内物質です。こちらも、人間のホルモンですが、メラトニンが眠気を誘うのに対して、セロトニンは日中の活動時の集中力や安定を促す活動時に必要な物質です。

セロトニンは、トリプトファンという物質から合成されます。人体の中には平均して約10mgのセロトニンがあると言われています。しかし、その90%は小腸の粘膜組織の中に滞在します。

残りの10%のうち8%は血小板に収納され、血液と共に体内を循環します。精神に影響を与える脳内物質となるものは、なんとセロトニン全体の2%なのです。

たかが2%ですが、この物質の過不足によって人間の精神は大きく変化します。不足を感じると、うつ病や精神疾患になる可能性が高まるのです。

脳内セロトニンの具体的な役割は、交感神経に働きかけることで体内時計を調整し、日中活発に活動できるように保つことです。また、同じ脳内ホルモンであるドーパミンやノルアドレナリンを制御することも役割のひとつです。

ドーパミンやノルアドレナリンは制御されなければ際限なく分泌されます。セロトニンがなければ、衝動行為や依存行為が暴走してしまいます。このような行為をうまくコントロールし、私達が社会生活を正常に送れるようにするのもセロトニンの役割なのです。

このセロトニンですが、太陽を浴びることで分泌を最大化できます。ですので、セロトニンの分泌を上げたいるのなら、朝から行動をする必要があります。また、付け加えれば、90%が吸収される腸内の環境を整えることも、セロトニン分泌には欠かせません。

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