前日に用意!朝のやることリストが早起きを習慣づける!

TO DOリストというのを聞いた事があるでしょうか?日本語でいえば、やることリストです。TO DOリストは、日常業務でやるべきことを記録しておくアプリケーションのことです。

パソコンのメールなどに機能として付属しているので、ビジネスパーソンにはお馴染みのものでしょう。やることの重要度の管理や期日を設定できるので、メモ代わりにも大変重宝するものです。

このやることリストはビジネスだけに使うものではありません。普段の日常生活でも大いに活用できます。その一つが早起きのモチベーションとしてのやることリストです。

早起きしたものの、さて、何をしようか…と考えているうちに眠ってしまうことがあります。早起き自体が目的になってしまっているからです。

しかし、もし前日に朝起きたら何をするかを細かく設定したリストがあれば、かなり朝の時間が充実します。さらには、起きる目的意識も高くなり早起きの習慣づけにとても良いのです。

やることリストには何を設定すれば良いでしょうか?答えは何でもです。例えば、ヨガやジョギングなどの体を動かすこと。朝食作りから夕飯の仕込み。勉強や趣味の朝活。洗濯や片づけなどの家事。

具体的なタスク以外にも、コーヒーをドリップで淹れて飲むことや、シャワーを浴びることなどの朝やりたいこともリストに入れても構いません。

要は前日に次の日にやりたいことを、リストに記しておくこと。そこに、時間と重要度を記しておくのが重要なのです。たまった洗濯をするのは、重要度が大ですが、趣味の活動は重要度は小、といった具合です。

やることリストのポイントとしては、より詰め込んでしまっていい、ということです。人によって違いますが、朝起きて色々なことをこなすのは、それだけで楽しい感覚になれます。夜と違い朝は頭が冴えていますので、色々なことを効率よくこなすには適しているのです。

それでいて、やるべき重要度の高いものは逃さずこなせます。さらに何回かやることリストに従ってこなしていると、ある逆転現象が起きます。

例えば6時の早起きでは、やることの半分しかできないことに気づくのです。そうすると、さらなる早起きのモチベーションがあがり、もう少し早く起きよう!ということになるのです。

つまり、早起きして何かをやるという発想から、これらをやるために早起きをするという発想になります。自然と悪い癖(お酒を沢山飲んで寝る、夜更かしするなど)もなくなり、良い習慣が生れます。

一般的に、サラリーマンが起床から外出までに持っている時間は平均1時間といわれます。しかし、やることリストを活用している人は、平均で2時間~2時間半の時間を持っています。

現在夜型の生活をしている人の半数は、朝型の生活をしたいと望んでいるとのデータもあります。朝に様々なことをこなして外出すると、一日の充実度が違います。そのためにも、このやることリストの前日作成はとても有効なのです。