頭も体もスッキリ爽快!意外とクセになる早朝ランニング

日々の運動にランニングを選ぶ人が増えています。確かに、ランニングは体中を動かす全身運動なので、ストレス解消や睡眠の質の向上などに効果があります。また、有酸素運動でもあるので、ダイエットの効果も抜群です。

それでは、このランニングどの時間帯にやるのがベストでしょうか?大きく分けて、夜間と早朝という2つの時間帯が考えられます。当然、どちらもメリットとデメリットがあります。

夜間の場合は、時間を気にせずに走れることと、寝る前に運動することで睡眠の質がアップすることがメリットです。デメリットとしては、暗い夜道を走るので車や暴漢などの危険性が増します。

一方早朝には、夜間のメリットはそのままで、デメリットもあまりありません。あえていえば、時間の制約があるくらいです。ということで、今回は、早朝にランニングするメリットの多さにスポットを当ててみたいと思います。

私達の体は、朝が最も体温が低い状態です。早朝に起きた段階で低い体温は、ランニングをすることでどんどん上がって行きます。それによって、基礎代謝が大幅にアップするのです。この落差によって、夜ランニングするよりも短い時間での脂肪燃焼が可能になるのです。

また、朝は気温が低く、人や車もほとんど通らない為、埃や塵がまだ大気を舞っていません。空気が澄んでいるため、単純によるよりもいい空気を吸えるメリットがあります。

さらに、人間の体内時計は、25時間と言われているので普通にしていると、どんどんずれて行ってしまいます。これを調整するのが、朝日を浴びることなんです。早朝ランニングは、この体内時計のリセットにも一役買っています。

ランニングの効用は沢山ありますが、それを最大化できるのが早朝に走ることなのです。ランニングの目的としてダントツナンバー1のダイエットは、特に早朝にする必要があります。さきほども言いましたが、朝ランニングをすることで、代謝量がいきなり上がり、日中もそれを保つことができるからです。

つまり、朝ランニングをした人としてない人では、1日を通しての基礎代謝量が全く変わってしまうのです。体脂肪燃焼効果が高いランニングですが、早朝にするのが一番効果が高いのです。

唯一のデメリットとして、夜のランニングに比べて、制限時間が短いというのがあります。夜1時間ランニングできるとすれば、朝はせいぜい30分程度です。しかし、これでむしろ十分なのです。

アメリカの心臓病学会誌が出した発表によれば、1日5分~15分のランニングで心血管による死亡が大幅に減るという結果がでました。これが面白いのは、長距離・長時間走っている人と、10分程度走っている人とで結果に差がないということです。

つまり、距離や時間は関係なく、一定の短い時間をランニングに当てるだけで、心疾患に効果があるということです。短いランニングをしている人は、なんと心臓発作で亡くなる率が45%も低くなるというから驚きです。

こういった研究発表をみても、早朝にランニングをするメリットが沢山あることがわかります。今年から、ランニングして体を鍛えたい!ダイエットしたい!と考えている人は、効果が最大化される早朝のランニングをお勧めします!