読書や楽器や映画観賞…趣味は朝にやってしまおう!

読書や映画鑑賞やその他諸々のインドアの趣味は、多くの人に人気があります。これらの趣味ですが、どの時間帯にやっていますか?休日や仕事終わりの平日の夜などが多いかもしれません。

または、それ以前に学生時代はよく趣味に時間を費やしていたけど、今は仕事や育児やその他で本を読んだり映画を見たり、楽器を弾いたりする時間は全くない!という声もあります。

これらの趣味、早朝にやってしまってはどうでしょうか?実は、無茶な提案ではありません。朝早く起きることで、人生において趣味に費やす時間がぐんと増えるのです。

また、朝に好きなことをする時間を作ることが、一日の充実度を格段に変えます。趣味を朝にやってしまって、ストレスフリーの生活を味わいましょう。

具体的な話をすると、朝5時に起きれば、出勤や家事仕事まで平均90分の自由な時間が取れます。この90分を趣味の時間に費やすとすれば、週5日でなんと450分です。

さらにそれを1ヵ月(4週間)続ければ、トータル30時間になります。なんと、朝早く起きるだけで、趣味に費やす時間が1ヵ月で30時間も増えるのです!これはなかなかの時間です。

この時間があれば、もし趣味が映画鑑賞であった場合、1ヵ月に2時間映画が15本も見れる計算になります。ちょっとした映画博士ができ上がりです。読書が趣味なら、1ヵ月7~8冊は読むことが出来ます。

昔やっていた人もこれから始める人にも勧めたいのが、早朝楽器演奏です。ピアノにしてもギターにしても、楽器は、毎日手をつけることが上達の最低条件です。1日60分~90分をやりつづけたら、数か月後には演奏会の壇上に立っている、ということも不可能ではありません。

時間をさけるということ以外にも、読書や映画や楽器を朝にやるべき理由はあります。これらの趣味は、そのものの楽しさもさることながら、いかに吸収したかがその喜びになるものです。楽器演奏なら上達があり、映画や読書でも観賞後にそれを消化することが楽しいのです。

これは、一種の知的創造です。知的創造は、朝の頭が冴えた脳でやったほうが断然よいのです。また、朝は誰にも邪魔されないという利点もあります。趣味をやっている最中に、子供や家事、仕事の電話などで中断されると逆にストレスになります。

邪魔されず、頭が冴えてる朝にこれらの趣味をやると、夜にやるよりも幸福感が高くなるのです。更に言えば、朝はお酒を飲まないでいられるので、感性が豊かでいられるし、読書しながら居眠りして結局なに読んだのか忘れてしまう…ということもありません。

そう考えれば、夜はネットサーフィンやニュースの閲覧、お酒をまったり飲むなど受動型の趣味がよく、朝は、読書や映画や楽器演奏など創造的な趣味があっています。

働く男女に聞いた時間に関するアンケートで「あなたが増やしたいと思っている時間はなんですか?」という質問があります。そのダントツ1位が「趣味にかける時間」です。

趣味にかける時間が欲しいと思いながら、叶わないと思っている人が多いということです。しかし、朝型の生活によって、趣味にかける時間はつくることができるんです。この趣味に没頭できるアワーに気づくと、人生の充実度は180度変わるかもしれません。