夫婦円満は早朝から…妻の寝てる間に家事をするといい理由

イクメンという言葉がポピュラーになって久しいですが、育児をする父親が随分増えてきたようです。休日の街や公園では、ベビーカーを押しているのは母親ではなく、父親だったりします。

男女平等の意識が高い北欧では、育児をする父親は当たり前で、そもそもイクメンという言葉自体がありません。しかし、日本ではもともと家事育児は女性の仕事という意識が高く、男性が育児をするということ自体が、昔の人からすれば新鮮かもしれません。

しかし、イクメンが出てきた背景には、夫婦共働き社会が当たり前になってきたという背景もあります。つまり、母親も同様に外に出て働き始めたのです。そういう意味では、女性は育児・家事・仕事の三つの重責を担っているのです。

そういう意味では、いかに男性が女性の重責をシェアできるかが夫婦円満の秘訣になります。育児は男性が協力していても、家事はまだまだ女性任せということでは、夫婦関係に亀裂が入ってもおかしくありません。

日本の離婚率は現在、30%を超えており、3人に1人が離婚している現状です。お互いへの感謝の気持ちを保ち続けるのに、家事や育児へのサポートを欠かしてはいけないのです。

そこで、提案するのが早朝の家事サポートのススメです。もちろん、夜遅く帰ってきて睡眠時間が全くないという状況ならば、無理に早朝に起きてはいけませんが、6時間程度の睡眠時間が確保できるのなら、いつもより1時間早く起きて、家事をこなすと自分にとってもパートナーにとっても良い結果をもたらします。

まず、なぜ、早朝に家事をするといいのか。その良い3点を挙げましょう。早起きによって、前向きな1日を過ごせる、休日も早起きができる、パートナーからの感謝を得られる。主に、この3点が挙げられます。

パートナーからの感謝が一番重要なポイントですが、ダラダラしがちな休日も早朝家事の習慣化で早起きして、1日を有効活用できるのも素晴らしい点です。

また、自分の好きなことをできるのも早朝家事のポイントです。それによって、前向きな1日を過ごせます。家事には種類がありますが、特にお勧めするのが放置できる家事です。

例を挙げると、洗濯や料理の仕込みが放置できる家事なのです。洗濯機を回している間、食材の味をしみ込ませている間は、30分などの時間が空きます。その間に、自分の趣味などをして楽しむことが出来ます。

家事の手順としては、まずパッとできるもの、洗った食器の収納・おもちゃのかたづけ、簡単な拭き掃除などを終わらした後に、この放置系の家事に取り掛かります。

約1時間家事や好きなことをしている間に、脳もすっきり目覚めますので、1日のパフォーマンスもかなり上がります。家事は単純作業ではなく、制限時間の間で組み立てていかに効率よくやるかが面白みでもあります。

子供が幼児学校や小学校に行っている人は、連絡ノートなどもたまに記入しておくとさらにポイントが上がります。子供が起きて慌ただしい朝につい忘れてしまいがちなことを、やっておくとパートナーからの感謝ポイントが急上昇します!

夫婦円満の秘訣を聞いたアンケートでも、ダントツの1位は相手に感謝することです。その感謝を引き出すのは、日々の行動です。早朝に家事をすることは、パートナーの為のみならず、自分のためにもなります。ぜひ、無理にならない程度に習慣づけましょう。